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カナダ上院の会に2議員移籍、「進歩上院の会」政党要件失う [自由党]

 カナダ上院の会に、保守党からジャン=ギ・ダジュネ上院議員と、進歩上院の会からパーシー・ダウン上院議員が加入すると、11月18日に発表した。これにより上院勢力は、無所属の会51、保守党24、カナダ上院の会13、進歩上院の会8、無所属4、欠員5(定数105議席)となり、進歩上院の会は助成要件を失う。
 ケベック代表のダジュネ上院議員は、シーア党首がケベックに低い優先順位しか与えず、同性婚や妊娠中絶問題を軽視して「大量流出」を招いたと語り、党首への不満をあらわにした。
「我々は唯一のチャンスを逃がした。そして党首と側近たちが留任するなら、次の結果も同じことになる。」

 かつてクレチエン首相の側近として働き、自由党上院議員として務めたダウン議員は、今後も自由党を支持すると語った。
「自由党(の上院会派)の終焉は、私にとって受け容れ難かった。」
「この前の連邦議会選挙のとき書いた小切手のように、私は今後もそうし続ける。カナダ上院の会には政治活動に関する規制がなく、そうする自由がある。」
 彼は、上院自由党が公認会派の要件を失う危機に直面しているとき、それを回避する方法について提案したが、結果は彼が望むような形ではなかったという。
 進歩上院の会のデイ暫定代表は、驚きと失望を隠さなかった。
「我々が先週の木曜日に新会派を結成することを、彼は確実に知っていて、彼はその日会派を抜けることを考えていたのだ。」
「我々は、15年間いっしょにやってきた。代表である私にも、会派の他のメンバーにも、誰にも相談なしにその決断をすることは、驚くべきことであり、深く失望している。」
 進歩上院の会は、来年早々に2議員の引退を控えており、このまま9人以下で新しい会計年度を迎えれば、41万ドルの助成金を受け取れなくなる。
 「かつての同僚たちに言うことはあるか」と問われ、ダウン議員は次のように語った。
「彼らは、関心を持つ何人かの議員の名を挙げている。彼らの将来について、私が言うのはまだ早いだろう。」
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