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ケベック連合離党の7人、新党結成へ [ケベック]

 2月にケベック連合を離党し新会派を結成した議員7人は、5月1日の記者会見で、次の総選挙に間に合うように新党を結成すると発表した。新党はケベックの利益のためだけに働き、自由党・新民主党・保守党と適宜に連携するという。
 レアル・フォルタン議員は、ケベック連合の歩みを振り返りこう述べた。
「この大きい党は、ケベックの利益と文化と野望を、常に力をもって、妥協することなく守ってきた。問題は、ウェレ氏がいることだ。彼女は、ケベック連合の任務の解釈やメンタリティを変えてしまった。我々が心から正しく働くには、ほかのいかなる選択肢もない。我々には、新しい党を結成する以外の選択肢はない。」
 彼らは、たとえウェレ党首が6月の信任投票に敗れ退任しても、新党を結成すると語った。
 ルイ・プラモンドン議員は、ケベック連合の想い出を感傷的に語った。
「ケベック連合は、私の心に強く残っている。私はその結成に加わり、それが多くの努力を必要としたことを覚えている。だが今、私には今日再スタートを切ることがとても美しいように感じられる。ただ今から、ケベック連合は意味を失う。それはもはや存続せず、選挙民にとっても党員にとっても関心事ではなくなる。」
 いっぽうウェレ党首は、7人の行動を批判した。
「7人の脱落者たちがしたことは、我々の力を削ぐ原因を作り、ケベック連合を前進させるのではなく内部の問題に時間を取られるよう仕向けたことだ。」
 ケベック連合は6月1日と2日、ウェレ党首の信任投票を行う。議員はわずか3人となったが、マリオ・ボリュー議員(元党首)はウェレ党首を信任しないと公言している。
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