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グラバー氏、ナンバープレート撤去を警察に要請される [犯罪・事件]

 苗字を記したナンバープレートを無効にされ、州当局を告訴したローン・グラバー氏は、5月29日に警察から出頭を要請されたと語った。
 ノバスコシア州では法律で、有効なナンバープレートを車の後部にのみ設置することになっている。だが多くの州民は、前部にも有効でないプレートを取り付けている。グラバー氏は、息子がアルバータ州で取得した苗字が記されたナンバーを前部に取り付けていたが、警察は、偽装ナンバープレートと見なし刑事罰を科する可能性があると告げた。グラバー氏は、自分だけがターゲットにされたことに不快感を覚えたが、アルバータ州のプレートをすでに撤去している。
 彼は自分の苗字と、先祖たちを誇りに思っている。彼の曾祖父は19世紀初頭、オーストリアからアメリカに移住した。彼の祖父は1890年、カナダのアルバータに移住した。そして彼の父が、第二次大戦中17歳で軍隊に入り、ノバスコシア州ケープブレトンに連れて行かれたという。
 公判は31日に予定されていたが、事情により6月6日に延期された。
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