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【世論調査】カナダ人の3分の2がトランプ氏勝利に動揺 [アメリカ]

 アンガス・リード研究所が11月9日と10日、1515人のカナダ人を対象に実施したオンライン世論調査は、カナダ人の3分の2がトランプ氏勝利に動揺しており、約半数は米加関係に悪影響を与えると見ていることを示した。
 「アメリカ大統領選の結果についてどう思うか」という設問に、「非常に動揺している」が45%、「やや動揺している」が17%、「やや満足している」が9%、「非常に満足している」が9%、「どちらでもない」が20%と、ほぼ3分の2が動揺していることがわかった。また69%の回答者は、「トランプ氏勝利に衝撃を受けた」に同意した。
 性別で見ると、トランプ氏勝利に「動揺している」と回答したのは、男性53%に対し女性は71%と顕著に多かった。
 トランプ氏は女性を蔑視する発言を長年にわたり行い、数人の女性から性的暴行で訴えられているにもかかわらず、女性候補ヒラリー・クリントン氏を破っている。「社会における性差別は、クリントン敗北の重要な原因だと思うか」という質問には、回答者の52%が同意した。
 支持政党別に見ると、「動揺している」と回答したのが、新民主党支持者の78%と自由党支持者の75%に対し、保守党支持者ではわずか36%で、39%が「満足している」と回答している。この数字は、ケリー・リーチ氏の「エリートを放棄」「カナダでも同様に」発言に、党内で一定の支持があることを示唆している。
 「トランプ大統領は米加関係に悪影響を与える」と回答した人は52%、「トランプ大統領は米加の貿易を損なう」と回答した人は57%だった。
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