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ボルデュック文部大臣が辞任、内閣を改造 [ケベック]

 ケベック州のイブ・ボルデュック文部大臣は2月26日、一連の騒動の責任を取り、大臣と州議を辞任した。彼は政界から引退し、医師に戻るという。これを受けてフィリップ・クイヤール首相は翌日、小規模な内閣改造を行った。

 ケベックの高校で、15歳の女生徒が麻薬を売っている疑いがあり、裸で身体検査された事件について、ボルデュック文部大臣は先週、生徒に十分な敬意を払っているなら問題ないと発言したことで批判された。2014年8月には、学校への予算削減について、本を読まなくても子供は死なないと語っていた。
 クイヤール首相は今週初め、ボルデュック文部大臣の信任投票を行うことを否定したが、その結果、近いうちに内閣改造を行いボルデュック氏を閣僚から外すのではないかという噂が流れた。

 新しい文部大臣には、フランソア・ブレ雇用大臣が就任した。サム・アマド労働大臣兼首都圏担当大臣は、雇用大臣職も兼任することになった。ピエール・アルカン エネルギー大臣は、ボルデュック氏のコート=ノール地区担当大臣も兼任することになった。
 ボルデュック氏は15万2000ドルの退職金を受け取ることになるが、クイヤール首相はこれを不快だと語った。
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