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NWT首相、不倫について審問 [ノースウェスト]

 ノースウェスト準州のフロイド・ローランド首相が、議会従業員パトリシア・ラッセルさんとの不倫関係について、調査委員会で審問を受けることが決定した。首相が秘密の会話を報告させていたことが証明されれば、失職する可能性が高い。
 首相は昨年11月、二人の関係が9月に「親密な関係」に変わったと告白した。双方とも配偶者と子供がいるが、現在は同棲している。
 しかしラッセルさんの夫は妻から、関係は昨年6月に始まったと聞いたと語った。そのころラッセルさんは、閣外の州会議員によって構成されるいくつかの委員会で働いていた。
 ノースウェスト準州は州ではなく、州議会には政党・会派がない。内閣は超然内閣で、議会とはコンセンサスを重視する。閣外の州会議員は、野党のような役割を担っている。
 デイブ・ラムゼイ議員は「議会スタッフの一人が、首相と『親密な関係』になることは絶対にあってはならない」と怒りをあらわにした。ラムゼイ議員と親しいジェーン・グローネウェーゲン議員は、「委員会の会議室では、閣僚らの仕事ぶりについてざっくばらんに話し合っていた。手持ちのカードを全てテーブルに並べたようなものだった」と語った。また、ローランド首相がボブ・アバネシー議員に「委員会A室で話した内容は全部知ってるぞ」と言ったという情報も流れている。
 ローランド首相は今年2月、歴史的な内閣不信任投票を8対10で凌いだ。彼は第11代首相だが、最近5人の首相のうち4人は、政権から引きずり降ろされる何らかの挑戦を受けている。
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