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バンクーバー五輪聖火ランナー [バンクーバー五輪]

 1月19日、2010年バンクーバー冬季オリンピックの聖火ランナー第1号が決まり、トロントでの記者会見で発表された。
 聖火ランナーに応募した数千人の十代の若者たちの中から選ばれたのは、バンクーバーの女子高生パトリシア・モレノさん(18)。1976年モントリオール大会では、聖火リレーはオタワからモントリオールまでのわずか775キロと史上最短距離だったのとは対照的に、バンクーバー大会ではカナダ全土4万5000キロを、2009年10月30日にビクトリアから出発して3カ月半で巡り、総勢1万2000人のランナーが聖火を手に走ることになる。

2498960●最終ランナーは誰か
 聖火リレーの最終ランナーは、その国のオリンピック・スターが務めることが多いが、カナダは1976年モントリオール大会では、ステファン・プレフォンテーヌとサンドラ・ヘンダーソンという、フランス系とイギリス系を代表する十代の無名の市民二人が務めた。1988年カルガリー大会では、過去のスター選手から未来のホープへのバトンタッチを象徴して、聖火がアルペンスキーのケン・リード選手とスピードスケートのキャシー・プリーストナー選手から、将来を嘱望された12歳のスケーター、ロビン・ペリーに最終ランナーとして手渡されたが、彼女は結局オリンピック選手になることはなかった。
 以下に、最終ランナーの有力候補を列挙する。(◎=本命、○=対抗、△=穴)

△バーバラ=アン・スコット(「カナダの恋人」)
 ウェイン・グレツキー(アイスホッケー)
◎シャンタル・プチクレール(パラリンピック4大会で14個のメダル)
 ドノバン・ベイリー(100m走世界記録)
 カレン・コックバーン(トランポリンで3大会連続銀メダル)
○無名の市民

 福祉とチャリティーを重んじるカナダ人気質から、パラリンピックの英雄シャンタル・プチクレールを本命としたが、無名の市民も侮れない。ホッケー・スターのグレツキーは、オリンピックでメダルを獲得していないため本命からはずした。


写真:聖火台へ駆け上るロビン・ペリー。
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